我が家には昔ながらの羽のあるタイプの扇風機があります。
ある日、息子が扇風機に向かって懐かしい遊びをしていました。
あ”ーーーーーーー
ワレワレハウチュウジンダー
あははー。なんで声が変わっちゃうのかなー?
どうも保育園の先生に教えてもらったらしく、上手に「ウチュウジン」になっていました。
- どうして声が変わるの?
- そもそも声(音)ってなんだろう?
子供の「なぜ?どうして?」を実験して楽しく「思考力」を伸ばしましょう!
実験大好き!理系ママが解説します。
音は振動
音の正体は「振動」です。
振動が空気や物質を通過したりぶつかることで様々な音がしています。
扇風機で変わる声の謎
扇風機は高速で羽根が回転することで、風を起こしています。
ポイントは「高速で羽根が回転している」ことです。
声(振動)の一部は羽根の隙間を通過、そして別の振動は羽根に当たって戻ってきます。
つまり、音が一様に跳ね返ってこないので「ウチュウジン」のような音になります。
音で遊んでみよう
音が振動って言われても子供にはよくわからないですよね?
子供にも楽しく理解してもらえる実験を2つ提案します。
風船ブルブル
よく膨らませた風船に口をつけて、「あー」と声に出してみましょう。
あーと声を出している間、風船を触るとブルブル震えていることがわかりますよ。
感覚的にわかるので、小さなお子さんにもおすすめです。
糸電話
多くの方が遊んだこともある糸電話。
声の振動が糸を伝わることで、相手と会話ができています。
我が家でもよく糸電話を作って遊びますが、小さい子供って声が大きいのであまり実験になりません。
年長さんくらいから本当の意味で楽しめそうですね。
扇風機以外にも音で遊ぶ方法はたくさんあります。
ぜひ、お家でやってみてくださいね。
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アメリカで大人気STEM教材が日本上陸【Groovy Lab in a Box】おうち実験のメリットとデメリット
おうちで実験をする最大のメリットは、視覚的に覚えられるので座学よりも知識の定着が深いことです。
とくに、幼児期は学習土台を作るのに絶好のタイミングです。
今は完全に理解出来なくても、就学後の学習時に点と点が結びつき芽を出します。
社会的成功者は非認知能力が高い
東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎教授が「社会的に成功している方は非認知能力」が高いという研究結果を発表しています。
そして、非認知能力を高めるには様々な体験をさせることが大切と述べています。
子供の好奇心を伸ばし、科学に興味を持ってもらうためには座学より実験という「体験」が向いています。
おうち実験のデメリット
おうち実験のデメリットは幼児と一緒に実験するためには適齢・安全などの考慮が大変であること。
そして、実験材料が毎回余ってしまうのがもったいないと感じています。
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STEAM教育とは?
科学、技術、工学、創造性、数学の5つの領域を分野横断して学ぶ教育のことです。
- S(科学):Science
- T(技術):Technology
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STEAM教育によって理系や文系などの領域に囚われない幅広く活躍できる人材となります。
現在、アメリカにおいて高所得者の多くがSTEAM分野出身と言われており、優秀な人材を育成する教育であることがうかがえます。
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