STEAM教育って最近よく耳にしませんか?
実は、アメリカの高年収者のほとんどはSTEAM分野の出身者なんです。
そのため、これからも需要は高まっていく人材になることは確実です。
日本ではSTEAM教育の基盤が整っていないので、家庭で頑張ることが大切!
・・・とはわかっていても、STEAM教育を受けていない私たち保護者にとって、家庭教育は難しいですよね。
\こんなお悩みに答えます/
- 親子でSTEAM教育に触れられる教材がしりたい
- そもそもSTEAM教育って何かよくわからない
- 何を教えてあげればいいの?
この記事では、STEAM教育の本場アメリカから日本に上陸した通信教材Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)を紹介します!
この教材はSTEAMを理解したいという親子の導入期に超おすすめです!
実験大好き!工学部の理系修士号をもつ私が徹底分析します
STEAM教育とは?
↑興味がない方は目次から飛ばせます↑
科学、技術、工学、創造性、数学の5つの領域を分野横断して学ぶ教育のことです。
- S(科学):Science
- T(技術):Technology
- E(工学):Engineering
- A(芸術・創造性):Arts
- M(数学):Mathematics
STEAM教育によって理系や文系などの領域に囚われない幅広く活躍できる人材となります。
現在、アメリカにおいて高所得者の多くがSTEAM分野出身と言われており、優秀な人材を育成する教育であることがうかがえます。
日本のSTEAM教育の現状
日本でもSTEAM教育の一環として2020年度からプログラミングの学習などが始まっていますが、まだ教育環境が整備されていないのが現実です。
- STEAM教育を施せる指導者が不足
- eラーニングなどICT分野の遅れ
そのため、家庭での教育が重要になるのです。
自発的に学び、解決できるようになる
STEAM教育は我々親世代が受けた一般的な座学教育とは全く異なります。
暗記中心ではなく、「思考」を求められるのです。
例えば理科の実験では、実験結果を暗記するだけでは駄目です。
自分で予測し、実際に試し、結果を受けて「なぜ?」と考察し、答えにたどり着くことがゴールになります。
そして、なぜ?どうして?と試行錯誤した結果、自発的に学び解決するための「非認知能力」が高くなっていきます。
社会的成功者は非認知能力が高い
東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎教授が「社会的に成功している方は非認知能力」が高いという研究結果を発表しています。
そして、非認知能力を高めるには様々な体験をさせることが大切と述べています。
Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)は体験型教材
グルービーラボの魅力は「化学実験」を主体にしているところです。
教育研究家の研究よると、好奇心を刺激する体験が思考力を育てることが分かっています。
また、好奇心を刺激する体験をした子供の方が思考力だけではなく言語能力など認知能力も高まるのです。
賢い子供に育てるためには、ワクワクする体験が大切なんです
概要
グルービーラボは、STEAM教育の本場アメリカの教材です。
運営会社 | STEAMS LAB JAPAN 株式会社 |
料金(税込) | 3,980円/回 |
入会金 | 無料 |
送料 | 300円 |
対象年齢* | 4-7歳(ジュニアステミスト)全12回 8-12歳(ステミスト)全12回 |
最短受講期間 | 1ヶ月 |
教材内容 | キット教材 実験ノート マイク博士のSTEAMレッスン(動画) 科学情報サイト「Beyond」 |
学習の進め方
学習はトライ&エラーを繰り返しながら進んでいきます。
試行錯誤を繰り返す中で、子供の好奇心を刺激して思考力が芽生えるのです。
1.テキスト&解説動画を見る
私はマイペースで読めるテキストが好きなのですが、我が家の子も含めて最近の子は動画がお好みですよね。
ちなみにマイク博士の解説動画は英語と日本語の2種類あります。
英語学習中のお子さまは、英語でも楽しめますね。
2.真似してやってみる
テキストや動画を見て見よう見まねで、やってみましょう!
3.結果が出る
上手く行けばいいのですが、失敗することが多いです。
でも失敗することこそが大切なんです!!
4.考察する
実験で大切なのは、考察するプロセスです。
「なぜ,上手くいったのか?」「なぜ失敗したのか?」「マイク博士との違いはどこだろう?」
このプロセスで観察力、推理力、思考力が芽生えるのです。
5.再挑戦
子供が嫌がらなければ、うまくいくまで何度も挑戦します。
そして、考察が正しいのか確認してみます。
口コミ
ネットでの口コミを見ると、幼児が一人で出来る内容ではないとのこと。
- 細かいパーツや作業が多ので一人では出来ない
- 作業時間は3-4時間かかるので、数日に分けて行う
- 文字が読めなくても、解説動画がある
- 失敗することも多いので、途中で辞めてしまう子もいる
保護者のサポートが必須なので、一緒に楽しみましょう。
メリットとデメリット
グルービーラボのメリットとデメリットを紹介します。
材料を用意する手間はないけど、料金は高め
グルービーラボのキットは必要な材料が全部入っています。
少量しか使わない材料もきちんと入っているので、何かを買い足す必要はありません。
料金が高いかなと感じますが、買いに行く手間が省けるのは大きいです。
一つのキットで複数の実験工程を踏む
一つのキットで複数の実験工程を踏みます。
そのため、すぐに終わるということは絶対にありません。
保護者の手間はかかるけど、知識が深く刻まれる
いくつかの実験を数日に分けて行うので、子供のサポートをする保護者は大変です。
ですが、やはり実体験に基づく知識というのはテキストで学ぶよりも深く刻まれるものです。
料金プランの契約は要注意
支払いはマンスリーコース、6ヶ月または12ヶ月一括払いから選べます。
マンスリーコースはいつでも退会できますが、一括払いコースを選択すると退会できません。
ジュニアステミスト(全6回) | ステミスト(全12回) | |
マンスリーコース | 3,980円/回 | 3,980円/回 |
6ヶ月一括払い | 22,680円/6回 (3,780円) | 22,680円/6回 (3,780円) |
12ヶ月一括払い | なし | 41,760円 /12回 (3,480円) |
まとめ
グルービーラボは、子供が楽しく学べるのでSTEAM教育の導入におすすめの教材です。
サポートは必須ですが、保護者の方も一緒に実験することで子供との楽しい時間が過ごせます。
金銭的な負担が大きいのでは?と心配な方はマンスリーコースでまずは1ヶ月試してはいかがでしょうか。
参考文献:「乳幼児の論理的思考の発達に関する研究―自発的活動としての遊びを通して論理的思考力が育まれる―」
内田 伸子 (十文字学園女子大学)津金 美智子(文科省国立教育政策研究所)
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