モンテッソーリ教育をしたいけれど、教具は高くて揃えられない
脳の発達を促す取り組みを家庭でおこないたい
モンテッソーリ教育は藤井聡汰棋士やビル・ゲイツ氏など著名人がが受けていたことで有名で、受けさせたいという保護者は多いのではないでしょうか?
モンテッソーリ教育は園に通ったり、専用の教具を使わないとできない特別な教育ではありません。
専用の教具がなくても、日常生活や身の回りにあるものをつかって家庭で実践できる教育です。
\円柱さしなど一部のモンテッソーリ教材は下記でレンタル可能です/
私はモンテ園に通っていたので、教具のすばらしさは身に染みています。
ぜひ、体験してほしい!
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育は、イタリアの医師で教育者のマリア・モンテッソーリ(Maria Montessori)が開発した教育法で、子どもの自主性と自然な発達を重視した教育アプローチです。
この教育法は以下のような特徴を持っています。
- 子どもの自主性の尊重: モンテッソーリ教育は、子どもが自分で学びたいことを選び、自分のペースで学ぶことを重視します。教師はガイド役として、子どもが興味を持った分野をサポートし、必要な道具や環境を整える役割を担います。
- 準備された環境: モンテッソーリ教室は、子どもが自由に活動できるように設計されています。教室には、発達段階に応じた教材や道具が用意されており、子どもが自ら選んで活動できる環境が整っています。
- 感覚教育: モンテッソーリ教育は、五感を通じた学びを重視します。具体的な教材を使って、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を刺激し、子どもの認知発達を促します。
- 個別学習: モンテッソーリ教育では、子ども一人ひとりのペースや興味に合わせた個別学習が行われます。教師は子どもの観察を通じて、その子に最適な学びの機会を提供します。
- 混齢クラス: モンテッソーリ教室では、異なる年齢の子どもたちが一緒に学ぶことが一般的です。年上の子どもはリーダーシップを発揮し、年下の子どもは学びのモデルとすることで、相互に学び合う環境が作られます。
- 日常生活の活動: モンテッソーリ教育は、日常生活の中での実践的な活動を重要視します。子どもたちは料理や掃除などの家庭的な活動を通じて、自立心や協調性を養います。
モンテッソーリ教育は、子ども自身の内的な成長を促し、自己認識や自己管理能力を育むことを目指しています。これにより、子どもたちは自己決定力や問題解決能力を身に付け、生涯にわたる学びの基盤を築くことが期待されます。
洗濯ばさみは万能なおうち教具
モンテッソーリは「親指」、「人差し指」、「中指」の3本指を使うことを重要ととらえています。
この3本指を使って「つまむ・はさむ」ことを繰り返すことができる洗濯ばさみは非常に優秀な教具となるのです。
ちなみに我が家での洗濯ばさみの使い方は下記の二つです。
- つまむ・はなすを繰り返し、指の力をコントロールする練習(1-2歳頃)
- ブロックのように使い、創造性を身に着ける
ちなみに6歳になっても洗濯ばさみアートを続けています。
\洗濯ばさみのおもしろさについては下記の本をどうぞ/
つまむ・はさむ練習
1-2歳の時期には洗濯ばさみをつまんだり、物をはさんだりして遊びましょう。
親指、人差し指、中指の3本をうまくコントロールして、力加減を調整する繰り返しが、脳の成長を促すことにつながる
まだ、指の力が弱い赤ちゃん。
うまくいかないのを見ると、ついつい手伝ってあげたくなりますが、安全に遊んでいる限りは見守ってあげましょう。
洗濯ばさみアートで創造力を鍛える
わがやの洗濯ばさみアートは「かがくのとも せんたくばさみがあつまって」との出会いがスタートです。
それまでは、物をはさむという行為を純粋に楽しんでいた子供たち。
この本を読んだあとから、洗濯ばさみでアート遊びに夢中に!
最初のころは私と一緒に「さかな」や「円」をよく作っていましたが、すぐに一人で「ロボット」や「飛行機」を作るように。
どんどんと完成度が高まる製作物をみて、創造力を身に着けるにはうってつけの教具であると感じています。
我が家では洗濯ばさみは1歳から6歳まで1軍で活躍するおもちゃです。
ぜひ、ご家庭で取り入れてみてください。
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