勉強で困らない子にしたいけれど、勉強って早めに始めた方がいいの?
結論としては小学校受験する子を除いて、お勉強は不要です。
入学後に困らないために必要なのは、勉強ではなく「思考力」などの非認知能力。
この記事では藤井聡汰棋士も受けていたモンテッソーリ教育に基づいて、非認知能力を伸ばす取り組みを紹介します。
勉強は小学校入学後からはじめよう
私は家庭教師や教室の先生をしています。
さまざまな子を見てきましたが、優秀な子は「思考力」が高く、勉強を理解するスピードが速いです。
保護者の方に「幼児期に取り組んできたこと」を伺うと、みなさん勉強ではなく「探究活動」に力をいれています。
他の子と比較して焦ってしまうこともあると思いますが、幼児期は勉強の基礎固めの時期。
幼児期に覚えられることは、小学校入学後のほうが効率よく学べますので心配不要です。
未就学児はあそびながら学ぶ
先ほども述べましたが、幼児期は「勉強」ではなく、「思考力」をのばす時期です。
遊ぶことで、手の動かし方や力加減、ものの動きなどを学んでいきます。
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年齢別 おすすめの遊び(0ー3歳編)
モンテッソーリ教育では0歳から3歳を幼年期の前期、3歳から6歳を幼年期後期としています。
それぞれの年齢におすすめの遊びを紹介します。
3歳まではすべてが学び
- 運動の敏感期到来 手足をとにかく動かしてあげましょう
- 見聞きしたものすべてを覚えている時期 口を大きくあけて高い声でたくさん話しかけるだけで言葉のまなびになります
0歳:握る、音がするおもちゃ
ガラガラのように握りやすく、音がするおもちゃがおすすめです。
いろいろな材質のもので「違い」を感じさせてあげるとお子さんの脳を大いに刺激することができます。
ハイハイできるようになったらおもちゃを所定の棚に置いて、選ばせてあげるのもおすすめ!
選択するという経験が「学び」です
1歳から2歳 3本指をつかうおもちゃ
この時期は指をつかった遊びがおすすめです。
親指、人差し指、中指をつかって、つまむ・はさむといった動作が脳の発達に重要となります。
おすすめは「洗濯ばさみ」です。
うちの子は6歳になった今でも洗濯ばさみでロボットをつくったりして遊んでいますよ!
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2歳から3歳 日常生活のトレーニングと平衡感覚の訓練
なんでも自分でやりたくなるこの時期。
おすすめは衣服の着脱をトレーニングすること。
- ボタンをはめる
- 袖を通す
- 裏返しの服を直す
また、幅5センチほどの線の上を歩くこともおすすめです。
マスキングテープやビニールテープをまっすぐ床に貼って、その上を歩くだけ!
集中力や達成感を味わうことができるのでイヤイヤ気にぴったりの取り組みです。
3歳までの取り組みまとめ
3歳までの子供はとにかく「手足をうごかす」ことを意識してあげましょう。
特別なことをするのではなく、生活の中にあるもので十分です。
この時期は成長が早く、知育玩具も次々変わっていきます。
値段のはる玩具の購入にためらうことや選ぶことが難しいなどの悩みがあれば、レンタルがおすすめです。
私は子供たちが小さいころはAnd TOYBOXさんで知育玩具をレンタルしていました。
子供の年齢や好みに合わせて、おもちゃをカスタマイズしてくれます。
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